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zoom RSS ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」(美しい神聖な思い出こそ最良の教育)

<<   作成日時 : 2010/12/25 17:40   >>

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これは三男のアレクセイが最終章で子供達に話す一文です。全体のあらすじに関しては様々なサイトで詳しく掲載されていますし、文学作品としても最高傑作であるのは異論の余地を挟まないと思いますので、小生なりに印象に残ったことのみ書きたいと思います。とは言うものの、それが多すぎて、読了後の今ちょっと混乱しております。

本当にすばらし作品です。何度も唸りながら、天を仰ぎながら、反芻しながら読ませて頂きました。

「今あなたのお兄様は父親殺しの罪で裁かれようとしているでしょう、ところがみんなは、父親殺しという点が気に入っているのよ」

これはホフラコワ夫人の娘リーザの言葉ですが、こんな本質をつく文章が散りばめられているんです。この作品は多面的に描かれていると思いますので、各登場人物それぞれの立場から全体のドラマを見るのもよし、思想、宗教的なアプローチ、戯曲的な側面からも面白いと思います。さらにたくさんの謎解きが隠されているようで、読了後も興味がさらに膨れ上がる作品に思われます。読了したばかりだからでしょうか、アレクセイが子供達に語る最後の場面が本当に素晴らしく強く印象に残っています。まさに現代の学校教育が抱える多くの問題を包み込むような、また人生を考える時に本当の支え、力になるものを気づかせる様な箴言に満ちています。

大学生が手に取る一冊としては最高の作品だと感じました。


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